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ネプリライシンとは?アルツハイマー病治療の最先端を検証する

2016/05/29

日々進歩する先端医療の中でも興味深いものに、アルツハイマー病の研究がある。

いずれは自分も・親もなるかもしれないという病気の構造が徐々に解き明かされてきているというので、今回はアルツハイマー病と「ネプリライシン」というキーワードに焦点を当ててみたいと思う。

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まずアルツハイマー病の原因として、高齢化した人の脳内にアミロイドβという物質が多く蓄積させているということが分かってきました。このアミロイドβというものは、それそのものは害のあるものではないということですが、複数結合することにより神経細胞にとって毒となる物質に変化するといいます。このアミロイドβが凝縮されることで脳内の神経細胞が死んでしまうことになり、アルツハイマー病を発症していくということが明らかになってきました。

これが分かれば、アミロイドβをいかに蓄積させないか?ということがポイントになってきますね。

このアミロイドβを分解してくれる酵素が存在し、「ネプリライシン」という名で呼ばれています。最近の研究ではこのネプリライシンの働きを強めることができる薬というものが開発され、外科的な治療をしなくても薬の投与によって効果的にアミロイドβを分解できることが可能になったということです。

その薬を「ソマトスタチン」といいます。ホルモン剤であり、体内にもあるホルモンなので大きな副作用が少ないという特徴があります。マウスでの実験でもソマトスタチンを投与した固体のアミロイド沈着率が5割も減少したとされ、効果的な手段であるといくことです。

もちろんこれ以外にもネプリライシン酵素を活性化させる物質が発見されてくれば、治療における幅が広がってアルツハイマー病の克服に近づいていくことは間違いないでしょう。

ネプリライシンが有酸素運動で活性化する?

アルツハイマー原因物質のひとつであるアミロイドβは、普通に健康な人の脳内であっても加齢と共にどんどん蓄積していくといいます。

しかしアルツハイマーになりやすい人となりにくい人がいるのは気になりますよね。実はある簡単なことでアミロイドβを分解するネプリライシンを活性化させることができるそうです。

その方法とは、有酸素運動

ウォーキングに代表されるように、筋肉の負荷をかけない運動を長時間続けることによって心肺機能を向上させる運動のこと。高齢の方には難しそうに思えますが、老人ホームなどで行われる集団でのゲームのようなものでも刺激になり、ネプリライシン活性化に繋がると言われています。

アミロイドβは体が動いているときよりも静かに安静にしてるときに多く発生することも分かっていて、毎日体を動かしている人ほどアルツハイマーを予防できるということに医学的根拠が備わったとみて良いでしょう。

またもう一つ生活の中で改善していきたいものとして、食事があります。

脳内神経細胞を壊してしまうアミロイドβの凝縮を促進してしまう食べ物が存在するので、それらの食べ物を減らしていくことも有効な手段とされます。

具体的には、豚肉や牛肉など肉類や牛乳・チーズなどの乳製品。運動によってネプリライシンが活性化しても、それ以上にアミロイドβの蓄積が進めば効果は半減してしまうからです。

医療機関の検査によってアミロイドβの蓄積量が多い人には、これらをなるべく食べないような食事の提案をするケースもあるようです。だからといって極端に食事の制限をすることは、ストレスや栄養不足を招くので控えたいです。

今後研究が進めばより具体的な医療ガイドラインとして広まってくるとおもうので、研究の進歩には期待して見ていきたいですね。

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